こむら返り
こんにちは。整体院まくまく日高です!
今回はこむら返り(有痛性筋痙攣)に付いてお話します。
よく、こむら返りの原因は冷え、水分・ミネラル不足と言われますがどれも正解だと思います。その他にも、内科系疾患がからんでることや、神経系の問題など原因は多岐にわたり、1日に何回もつるのが続くようなら医療機関を受診することをおすすめします。
こむら返り、何が起こっているかというと筋肉が意思とは関係なく収縮してしまっている状態です。よくあるのは、スポーツ時、睡眠時にこむら返りが起こるケースで、私も部活動(水泳)をしていた時はかなりつりました。
【つったときの対処法】
①まず、つった筋肉を軽くストレッチします。急に伸ばすと腱の付着部への負担が大きいので注意してください。痛くて早く解決したくなりますが慌てずにつった筋肉を優しく伸ばしましょう。
これはできればでいいですが、ふくらはぎのこむら返りの場合、アキレス腱とふくらはぎの筋肉の境目あたり(わからなければアキレス腱上部)を5秒ほど押します。そうすることで、ふくらはぎの筋肉に過度な収縮が入ることを防ぐことができます。
②シチュエーションにもよりますが、とりあえず水分・ミネラルを補給しましょう。スポーツドリンクや塩分のタブレットもおすすめです!
③冷さないようにしましょう。炎症は冷やそうという考えが定着していて、急に痛くなったらとりあえず冷やす方もいますが、こむら返りの原因の1つに冷えが含まれます。私は普段睡眠時にこむら返りが起こることがなかったのですが、実際に脚にエアコンが当たる状態で寝てみると明け方につってしまいました。また、筋肉に水分やミネラルが行き届かない(血行不良)ことでもこむら返りを引き起こしやすいですが、身体は寒いと感じると手足への血流を制限して体幹部の温度を優先的に保とうとします。この機能で手足の血管が収縮して末端の冷えに繋がることも考えられるので、体幹部を温めることで身体に「寒い」と感じさせないことも大切です。
【よくつる方の対処法】
こむら返りが頻繁に起こる場合は医療機関を受診することをおすすめします。運動での水分・ミネラル不足や冷え等一時的な原因ではなく、1週間に何度もこむら返りが起こる場合は1度医療機関を受診し医師に相談しましょう。また、足部周辺は小さい筋肉がいくつかあり、歩き方の癖で強く張ってしまう場合があります。後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋など狭いところに複数の筋肉があります。
癒着しやすく筋肉同士がお互いの活動に影響し過度に収縮してしまうことでこむら返りに繋がると考えています。
医療機関で診断がつかない、原因がわからなかった場合は整体で足部周辺にアプローチしましょう。
生活習慣の見直しを行いましょう。生活リズムを整えて自律神経の働きをなるべく乱さないように工夫するのと同時に、食生活も見直しましょう。結局は予防することが大切です。